〇「選択制 がん罹患社員用就業規則標準フォーマット がん時代の働き方改革」
貸出No.0200259 著:遠藤 源樹 出版元:労働新聞社 2019年発行
がんに罹患した際の、社員のがん治療と就労の両立を支援するためのツールの一つである「就業規則」について、モデル規定例(先進企業の規定例も含む)とその解説を収載。さらに、がん治療と就労の両立支援ポイントを簡潔に解説することで、がん罹患社員のニーズと企業対応が分かるものとなっている。社員の高齢化が進むすべての企業が参考とすべき1冊。
〇「産業保健スタッフによる “メンタルろうさい”保健指導 ~ストレス対処に着目したセルフケア支援~ マニュアル」
貸出No.0200325 監修:山本 晴義 出版元:独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院 治療就労両立支援部 勤労者メンタルヘルスセンター 2019年発行
本書は基本的な手順に従い、付属のワークシートを用いて行うため、効率よく進められるしくみになっている。また本マニュアルの後半には困ったときの対応やストレス対処へのさまざまなアプローチの仕方をQ&A として掲載している。本書を利用して、メンタルヘルス不調者に対する保健指導の経験が少ない方には、あまり気負わずに勤労者と一緒に「ストレス対処のヒント探し」をする気持ちで実施できる。ベテランの方にはご自身の経験を活かし、より効果的にアレンジしていただける。
〇「もう準備はお済ですか?JIS Q45001・JIS Q45100 対応マニュアル-初めて部下を持つリーダーのための指南書」
貸出No.01005653 著:白﨑 淳一郎 出版元:労働調査会 2019年発行
ISO45001やISO45100が発行され、それに準拠した日本版のJIS Q45001、JIS Q45100も2018年9月に公表され、いよいよ2019年7月1日より施行される。JIS規格の適用対象がこれまでの鉱工業的業種からIT産業、サービス業、第三次産業等の全業種にまで広がった。本書では、リーダーシップ、コミュニケーションの強化、インシデント対応、リスクアセスメントの充実、教育訓練の強化、アクティブラーニング、アンガーマネジメント等々も記載し、人材育成のための本でもある。「ミレニアム世代」を部下に持つ人に待望の指南書。
〇「世にも危険な医療の世界史」
貸出No.01005660 著:リディア ケイン、ネイト ピーダーセン 訳:福井 久美子
出版元:文藝春秋 2019年発行
「先生、本当にこれで治るんですか?」
生まれる時代が違ったら、あなたも受けていたかもしれない――。科学を知らない人類が試みた、ぞっとする医療の数々!
・リンカーン……水銀入りの頭痛薬を服用、重金属中毒になって症状はさらに悪化
・ダーウィン……強壮剤としてヒ素を飲み続け、肌が浅黒くなるもやめられない
・ヒトラー……猛毒ストリキニーネでできた整腸剤を9年間服用し、危うく致死量に
・エジソン……コカイン入りワインを愛し、ハイになりながら徹夜で実験を重ねる
・モーツァルト……体調不良の最中2リットルもの血を抜かれ意識喪失、翌日死亡
・ルイ14世……生涯に2000回も浣腸を行ない、フランスに浣腸ブームをもたらす
現代医療を生み出した試行錯誤、その〝危険な〟全歴史!