関東地方を中心に「風しん患者」が増加し、特に、男性は30から40歳代で感染が広がっています。
妊娠初期の女性が「風しんウイルス」に感染すると、心疾患や難聴などの障がいのある「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれる可能性がありますが、予防接種歴のない30代から50代の抗体を持たない働き盛り層の男性が知らないうちにり患して、職場や家庭で感染を広げてしまうこともあるのです。
また、風しんはインフルエンザよりも感染力が強く、成人では高熱や発しんが長く続いたり、関節痛などが生じて重症化する場合も少なからずあり、特に男性が多い職場では同時に複数人が休養することにより事業継続危機の可能性も考えられます。
この度、徳島県では以下の要領で「風しん抗体検査」が無料で受けられる事業を実施します。
是非、職場でも該当する従業員に抗体検査を勧め、感染拡大にご協力をお願いいたします。
【対象者】
県内に居住する次のいずれかに該当する方
●妊娠を希望される又は妊娠する可能性の高い女性
●昭和37年4月2日から平成2年4月1日までに生まれた男性
※検査時には、住所や年齢を証明する書類を御持参ください。
【検査方法】
採血で行います。(抗体検査のみ無料で実施します)
【検査料金】
無料
【実施期間】
平成30年10月18日から平成31年3月末まで
◆保健所は要事前予約、協力医療機関も事前にお問合せのうえご利用ください
検査実施場所等詳細は以下のリンク先(徳島県)をご覧ください。
https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/kansensho/5022233/