業務に起因する腰痛は、業務上疾病に占める割合が最も多く、発生業種も多岐にわたるなど、各事業場における継続的かつ確実な予防対策が必要です。
特に、看護・介護などの保健衛生業や陸上貨物運送事業において多発している状況を踏まえ、厚生労働省では、平成30年2月に策定された第13次労働災害防止計画において「第３次産業および陸上貨物運送事業の腰痛による死傷者数を2017年と比較して、2022年までに死傷年千人率で5％以上減少させる。」という目標を掲げて重点的に腰痛予防対策に取り組んでいます。
この度、厚生労働省では、腰痛による労働災害を防止することを目的として、標記サイトを公開しました。
職場の腰痛予防対策について、わかりやすい動画でご紹介しています。介護や看護、保育などの保健衛生業に従事する方向けの動画と、陸上貨物運送事業に従事する方向けの動画に分けていますので、ご自身の職場にあった具体的な対策を学び、すぐに実践することができます。
公開期間は令和４年３月末までの期間限定公開ですので、職場内での研修などに是非ご活用ください。