「労働者の睡眠とメンタルヘルスの関連」に関する研究-セルフケアのための研修プログラムの作成-
労働者のメンタルヘルス支援のために、自覚しやすい睡眠を自己評価指標とし、労働者が良質な睡眠を確保することでメンタルヘルスのセルフケア能力向上につながる研修プログラムを作成する事を目的とした研究を、多数の事業所や事業団体のご協力により、当連絡事務所の多田敏子相談員が主軸となって平成24年度の1年間に実施し、先般10月18日に川崎の労働者健康福祉機構本部での調査研究発表会にて多田敏子相談員により研究発表が行われました。
このたびの研究により作成された『睡眠とこころの健康バランスチェック表』は、労働者・管理者それぞれの立場で利用できるものですので、より多くの方々に使用していただきたくホームページに掲載することにしました。
研究にあたって、ご多忙にもかかわらず大変多くの事業所の方々がアンケート調査にご協力をいただき、貴重な回答を得ることができました。また、アンケート協力に際して、事業所にお声掛けしていただいた各業界の事業団体や労働災害防止関係団体協議会など多くの協力者のもと、無事研究を終えることができました。
職員一同、皆様のご協力に感謝しております。ありがとうございました。